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Nasal Symptoms

Stuffy nose

鼻づまりの原因はさまざまですが、多くは、かぜに伴う鼻炎、アレルギー性鼻炎、急性・慢性副鼻腔炎などによる鼻の粘膜の腫れや鼻茸(はなたけ)、粘った鼻汁などです。小児の場合はアデノイドが鼻を後ろ(上咽頭)からふさいでいる場合もあります。片側だけに鼻づまりが強い場合は鼻の左右を分ける鼻中隔が曲がっていたり(鼻中隔弯曲症)、ときには腫瘍が見つかったりすることもあります。  鼻づまりを改善する点鼻薬は使いすぎると効かなくなり、点鼻薬性鼻炎(薬剤性鼻炎)といって逆につまってしまうことがあります。また鼻の乾燥や加齢による通気知覚の低下などで、鼻が通っているのにつまったと感じることがあります。

このように鼻づまりはいろいろな原因で生じるため、その原因を詳しく調べることが必要です。鼻づまりの程度を客観的に調べるには鼻咽腔内視鏡検査があり、当院で行なうことができます。その他、鼻腔通気度検査やCT検査などを行いますが当院では施行できないため、必要であれば関連施設に紹介させていただきます。 治療は、原因に応じて鼻の処置やネブライザーで粘膜の腫れをとり、投薬を行います。しかし、これらの治療の効き具合や原因によっては手術が必要となることもあります。

くしゃみ、鼻みず、鼻づまりが主な症状です。目や耳のかゆみ、のどの違和感や体のだるさを伴うこともあります。 スギ、ヒノキなどの季節性アレルギー性鼻炎とダニ、ハウスダストなどの通年性アレルギー性鼻炎があります。 鼻の粘膜を観察し、鼻みずの中に好酸球(こうさんきゅう)というアレルギーの証拠となる細胞が見つかれば診断がつきます。原因物質は血液中の抗体の量を測って知ることができます。 治療は内服薬、点鼻薬、点眼薬の薬物療法が中心になります。 手術治療にはレーザ治療や下鼻甲介手術などがあります。免疫療法は注射による皮下免疫療法と舌下への液剤や錠剤を用いた舌下免疫療法があります。 当院でも舌下免疫療法をおこなうことができるよう準備中です。
鼻(鼻腔)の周りには「副鼻腔」と呼ばれる4つの空間(上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞)があります。この空間内で炎症が起きている状態を「副鼻腔炎」といい、以前は「蓄膿症(ちくのうしょう)」という呼ばれ方もしていました。 鼻づまり、ドロっとした匂いのする鼻水、後鼻漏、頭痛、おでこ・鼻周囲・ほほの痛み、顔やまぶたの腫れなどの症状を認めます。副鼻腔炎は鼻内視鏡やレントゲン、CT検査をしないと詳しい診断ができません。
急性副鼻腔炎
発症から4週以内の副鼻腔の急性感染症です。 急性副鼻腔炎は急性中耳炎と並んで極めて頻度の高い病気であり、急性中耳炎と異なり小児のみならず成人にも好発します。 治療は抗菌薬などの内服、鼻の処置、ネブライザー、副鼻腔洗浄などがあります。点滴治療をおこなうこともあります。
慢性副鼻腔炎
副鼻腔炎が3か月以上持続する場合に慢性副鼻腔炎と呼ばれます。粘り気のある膿性の鼻水や鼻茸(ポリープ)などを認めます。 治療は内服治療、鼻の処置、ネブライザーなどがあります。治療を行っても副鼻腔炎が改善されない場合は手術治療の適応になります。鼻茸が多い場合も鼻処置や薬物療法では改善し難く手術治療の適応になります。
好酸球性副鼻腔炎
近年では好酸球が局所に多く出現する好酸球性副鼻腔炎が増加傾向にあります。好酸球性副鼻腔炎は難治性で従来の治療が効きにくく、ステロイドを中心とした治療が有効です。喘息を合併したり、匂いがしない、あるいはわかりにくいという症状があったり、鼻茸を伴うことが特徴です。
鼻中隔が強く曲がっているために、いつも鼻がつまったり、鼻出血が多くなったり、口呼吸やいびきなどの症状がある場合を鼻中隔弯曲症といいます。アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎(蓄膿症)があると、その症状はひどくなります。 鼻中隔の曲がりが強く、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎による治療でも改善せず、鼻閉により日常生活に支障をきたしている場合は内服や点鼻薬は効果が期待しにくいです。その場合は手術をおすすめしますので関連医療機関へ紹介させていただきます。
市販の点鼻薬は、鼻粘膜の血管を収縮させることにより粘膜の腫れをひかせ、短時間で鼻の通りを良くします。点鼻薬を頻回に長期間使いすぎると、血管の薬に対する反応が悪くなってしまい、鼻がつまり、「点鼻薬性鼻炎」といわれる状態になることがあります。 ひとたびこの状態になってしまうと、点鼻薬が効きにくくなっており薬の回数を増やしがちになりますが、改善するためにはまず点鼻薬の使用をやめることが必要です。 しかし、実際には点鼻薬をやめると症状がでてしまうためなかなか難しいと思いますので、ぜひご相談ください。

Runny nose

鼻水にはどろどろの黄色い鼻水(膿性鼻漏)と、水のようにさらさらの鼻水(水様性鼻漏)があります。 鼻の奥の副鼻腔が感染を起こすと副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)となり膿性鼻漏がでます。また、幼児では鼻に異物を入れ膿性鼻漏が続くことがあります。いずれも耳鼻咽喉科でしっかりした治療が必要です。 水様性鼻漏は、かぜの鼻炎や、アレルギー性鼻炎で起こります。かぜは咳やだるさなどの症状を伴うことが多く、アレルギー性鼻炎はくしゃみや鼻づまりを伴うことが多いです。自律神経の反応で起こる血管運動性鼻炎もアレルギー性鼻炎と同様の症状を呈します。

鼻の異物は小児の場合が多く、おもちゃなどに限らず、鼻の穴に入るものなら何でも多種多様です。放っておくと鼻炎を起こして臭いはなが出るようになります。 自力で取ろうとして鼻血が出ることもあります。クリニックでは専用の器具を使って安全に摘出しますので、お早めにご相談ください。
血管運動性鼻炎は、主に温度差(寒暖差)によってアレルギー性鼻炎と同様の症状(くしゃみ、鼻漏、鼻閉)が起こる鼻炎です。温度差(寒暖差)のほかに、疲れ、寝不足、精神的ストレス、香料、タバコの煙が原因となることがあります。これはアレルギーというよりも、自律神経のバランスが悪くなって起こる病気です。鼻の症状には自律神経が関係しており、症状が悪化する場合は自律神経のアンバランスが原因となっていることが考えられています。 治療法は、アレルギー性鼻炎とほぼ同じですが、自律神経の働きを整えるために十分な睡眠をとることも有効です。

高齢者では、「温かい食事を食べる時に鼻水が出て困る」という症状がよく聞かれます。加齢に伴う鼻粘膜の機能低下(呼気中の水分再吸収能の低下)によると考えられています。鼻洗浄治療や、漢方薬の処方を行うこともあります。

Sneezing

鼻内の知覚神経が刺激されるとくしゃみがでます。くしゃみは鼻の中の異物を外に出すための生体の防御反応です。くしゃみに加え、鼻水、だるさ、熱があるときにはかぜによる鼻炎が考えられます。また、くしゃみに鼻水、鼻づまりがあればアレルギー性鼻炎が考えられます。鼻や目もかゆければ花粉症の可能性があります。

No smell

鼻の奥の嗅裂(きゅうれつ)と呼ばれる場所にはにおいに関与した嗅細胞があります。 アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などによりにおいが嗅裂まで届かない場合はにおいの障害をきたします。かぜなどのウイルスでにおいの細胞自体に障害をきたすと強い嗅覚障害をきたします。 治療の基本は原因となっている病気を治療することで、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎に対しての治療やステロイドの点鼻などをおこないます。

I have a nosebleed

鼻の粘膜はもともと毛細血管が豊富で、特に原因もなく出血することがありますし、軽微な外傷でも鼻を何かにぶつけたときに出血します。また持病で、血圧が高い、血液をサラサラにする薬を服用していると小さな傷でも止まりづらくなります。 鼻の病気が隠れていることもあり、上顎がんなどの腫瘍があると鼻血を出すことがあります。いわゆる血管腫は良性の腫瘍ですが若い人に多く、若年性血管腫と言われます。  鼻血が続くときには一度当院にご相談いただければと思います。
鼻腔の脇にある上顎洞という副鼻腔から発生するがんです。重症の慢性副鼻腔炎が長年放置されると発生しやすくなると考えられています。がんの初期には骨の空洞の中にあるために症状が出にくく、ある程度進行してから気づかれることがしばしばです。進展方向によって症状は様々で、鼻づまり、悪臭のある鼻汁、鼻出血、歯痛、頬の腫れ、視力障害などの症状が見られます。とくに左右の片側だけにこれらの症状があるときには、注意が必要です。 診断にもっとも役立つ検査はCT検査ですが、まずクリニックで鼻、口腔、顔面などの診察を受けられることをおすすめします。 治療は、抗がん剤、放射線、手術の3つを併用するのが一般的です。

Nose runs down throat

鼻がのどに流れる症状は後鼻漏(こうびろう)と呼ばれます。鼻水の一部がのどに回るのは誰にもある生理的な現象ですが、その量が多くなったり粘りが強くなってべったり付着したりすると不快感を伴います。これはアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎でよくみられる症状ですが、とくに副鼻腔炎に伴う後鼻漏は痰や口臭の原因になるだけでなく、のどや気管を刺激して咳の原因になることもあります。 鼻の後方まで観察する内視鏡検査でその原因を明らかにする必要があります。生理食塩水による鼻の洗浄(鼻うがい)が効果的なこともあります。
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